はじめに
この教科書の使い方
絵が描けなくても、スタンプは作れます
やりたいことはあるのに、やり方が分からず止まっている人へ
自分のキャラのスタンプを、LINEで使ってみたい人へ。
この教科書は、絵が描けない人のために書きました。
キャラを作り、スタンプ20個にして、LINE Creators Market の審査に出すまで。
描く代わりに、ChatGPT に日本語で頼んで進めます。
この章で分かること
- この教科書が誰向けで、読み終えたとき手元に何が残るか
- 用意するもの4つと、お金がかかるかどうか
- 8章の歩き方。どこは読むだけでよくて、どこから手を動かすか
こんな人のための教科書です
思い当たるものが1つでもあれば、読者はあなたです。
- 講座の受講生や教室の生徒とのやりとりに、自分のキャラのスタンプを使いたい
- お店の常連さんや、SNSのフォロワーに、自分らしいスタンプを届けたい
- 「スタンプを作ってみたい」と思ってから、何年も経っている
- 絵は描けない。
でもAIで画像が作れるらしい、とは聞いている - LINE Creators Market のページを開いて、画像の決まりの多さで閉じた
例えば、こんな場面です。
受講生との連絡がLINEで、返事に「了解」と打つたびに自分のキャラで返したい講師。
生徒に「がんばって」を送りたい教室の先生。
常連さんに配るものが欲しいお店の店主。
発信に使うキャラを1体決めて、投稿にもスタンプにも使いたい人。
どれも、この教科書の読者です。
逆に、この教科書で扱わないこともあります。
本編は絵が描けない人が、自分のキャラのスタンプを審査に出すところまでに絞りました。
- キャラを作る
- 20個の一覧にする
- 申請用の画像と文をそろえる
- 審査に出す
- 動くスタンプ(付録Cで行き先だけ)
- スタンプを使った動画(同じく付録C)
- スタンプで稼ぐ方法
読み終えたとき、手元に残るもの
この教科書を最後まで進めると、次の4つがあなたの手元に残ります。
- 1自分のキャラモチーフと色を自分で決めた絵
- 2スタンプ20個の一覧表情もポーズも一言も違う1枚
- 3申請用の画像一式背景が透明で、サイズがそろった10枚
- 4審査に出したスタンプ「審査待ち」になった、あなたの作品
作って終わりにせず、審査に出すところまでやって、初めて「作った」と言えます。
承認されたあとの販売と送金申請は、第7章で案内します。
用意するもの
- ChatGPT の無料版 … キャラと一覧の画像を作る
- Canva の無料版 … 一覧を1個ずつ切り分けて、サイズをそろえる
- LINE のアカウント … ふだん使っているもので足りる。
申請のログインに使う - LINE Creators Market の登録 … 無料。
第6章で一緒に登録します
お金はかかりません
ChatGPT も Canva も LINE Creators Market も、この教科書の範囲なら無料です。
ただ、無料版の画像生成には、1日に作れる枚数の上限があります。
1日で全部やろうとせず、2〜3日に分けるのがおすすめ。
スマホだけでも進められます。
ただ、第4章の切り分けだけは、パソコンのほうがずっと楽です。
僕について
工藤晶といいます。
AIの使い方を教える仕事をしていて、AIを学ぶコミュニティ「AIあそ部」を運営しています。
2026年10月の勉強会で、参加者と一緒にこの手順でスタンプを作り、僕自身も審査に出しました。
冒頭の画像がそのときのものです。
絵は描けません。
描けない人が、描けないまま通した手順を、そのまま書いています。
この教科書の歩き方
全体は5つのまとまりでできています。
1番楽しいのは2の「はじめての1歩」、手作業が1番多いのは3の「申請の形にする」です。
- 1第1章「LINEスタンプの地図」読むだけで、審査とお金を知る
- 2第2〜3章「はじめての1歩」キャラを作り、20個の一覧にする
- 3第4〜5章「申請の形にする」画像をそろえ、文を用意する
- 4第6〜7章「審査に出して、作品にする」申請して、審査のあとを知る
- 5付録注意点・つまずき辞典・用語集など
第0章と第1章は、そのまま読めます。
第2章からの続きは、公式LINEに登録すると全文が開きます。
1回の登録で、教科書シリーズの全冊が開く仕組みです。
内容の正確さについて
この教科書は2026年11月版です。
LINE Creators Market は、画面も決まりも更新されていきます。
画像の数字と申請の手順は、公式のマニュアルと制作ガイドライン(creator.line.me)で確かめました。
各ページの下に「最終確認日」を置いてあるのは、そのためです。
それでも、あなたが読む日には、画面が変わっているところが出てきます。
そのときは、ボタンの位置より役割で探してみてください。
- 1新規登録スタンプを作り始める
- 2画像を上げる場所10枚の画像を入れる
- 3審査に出すボタン押すと審査が始まる
第1章で全体の並びを先に見ておくので、多少の変化では迷いません。
章末チェックリスト
準備は整いました。第1章で、スタンプが使えるようになるまでの道を先に見ておきます。